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先輩社員インタビュー畜産部門

食肉卸業から転職したお二人、特品営業部高知営業所 係長の藤田雄大さんと特品営業部 香川営業所 課長の南部晃司さんに、未経験で医薬品営業に転職した動機や入社後の働きがいについてインタビューしました。

未経験でも大丈夫。まずは興味があることが大切。

特品営業部 高知営業所 係長|藤田雄大

前職はスーパーや肉屋さんに販売する食肉卸の営業をしていました。高知の営業職の求人を探している中で松田医薬品を知り、 特品営業部の畜産部門であれば前職の経験を活かせると思い応募しました。

入社後、お客様との会話の中でお肉の相場や「しまり」「キメ」「サシ」の話ができるので、前職の経験が役に立っているのかな と感じています。入社前は医薬品を扱うので「どんな仕事なのかな?」と心配していましたが、まずは興味があることが大切で、 興味・関心があれば大丈夫だと思いました。

私の場合は特殊だと思いますが動物が怖いんです。牛・豚・鶏、どれも触れない。けれど割り切れば問題ありません。「動物に触れないんです」 と正直に言うことでお客様と仲良くなったりすることもあります。ちなみに、お肉を食べるのは大好きです(笑)

アンテナをしっかり立てること。何より、人との縁を大切に

働く上で大切にしていることは大きく2つあります。1つ目は得意先様に訪問していろんな会話すること。 いつも製品の話ばかりをするとお客様にも嫌がられます。世間話の中から提案につなげていくためのヒントを探すために、アンテナをしっかり立てています。

2つ目は人脈です。お客様が新しいお客様を紹介してくれたり、全然関係のない業種の方と知り合って、取引につながっていくこともあります。 出会う方々とのつながりは常に大切にしています。

営業はとにかくお客様に訪問することが命。この職種には行動力のある人が向いていると思います。私もお客様へ継続的に訪問しています。 さらに、細かいところまで気を配ることができるというのも大切なポイントです。

「やってみたい」を実現できる職場。

お客様とお取引する中で「畜産農家の減少」という課題も見えてきました。個人的な野望として、 将来的には自社の実験農場を持って「土佐あかうしの増頭計画の手助けをしたい」という思いがあります。

実現すれば社員の教育の場にもなりますし、様々なチャンスも広がり、社員だけではなく次を担う後継者の育成にもつながると確信しています。 高知に根差した企業として高知県と一緒になって実現していきたいです。

松田医薬品では、社員が企画したアイデアを経営層に提案することもあります。社員の「やってみたい」を実現できる土壌があるのもありがたいですし、 やりがいもあります。

家族のことを考えての転職。

特品営業部 香川営業所 課長|南部晃司

前職は大阪で食肉卸の営業をしていました。東京や東北方面へ転勤のある職場でした。 結婚して子どももおりましたので、単身赴任になってしまうと妻の負担が増えて子どもの教育にも影響が出てくる。 故郷の香川にUターン転職しようかと考えていました。

前職の知識が活かせる営業職を探していたところ、松田医薬品が動物医薬品の営業を募集していることを知り、応募しました。

お客様の仕事を理解し、解決策を提案する仕事。

前職と業界は似ているものの、取り扱うものががらっと変わることに正直不安はありました。 薬は今までドラッグストアで買うようなイメージしかありませんでした。入社前に医薬品の関連書籍を読んだのですが 「カタカナばっかりで難しいな〜」と思っていました。「これ全部、理解しないといけないのかぁ」と思っていましたね。

大切なのは製品知識を完璧に覚えるよりも、お客様のことを理解すること。お客様がどういった仕事をしているのか、 何に困っているのかを理解し共有することです。その結果としてお客様の必要としている製品を探して提案することができます。

入社当初は、お客様と話をしていても課題が見えなかったのですが、お客様と同じ視点に立ち、業務理解を深めていく中で 「どう苦労しているのか?」「どう関われるのか?」「解決できることはないか?」と問題点が見えてくるようになりました。

未来の子ども達のために、日本の農家さんを支えたい。

私は学生当時、1ヶ月ほどオーストラリアに行く機会がありました。オーストラリアで広大な地平線の 彼方まで広がる放牧場を見て衝撃を受け、ますます日本は輸入食材に頼らざるを得ない状況になってしまうと危機感を覚えました。

日本の飼養戸数は1年あたり4%のペースで減ってきています。「儲からない」「人手が足りない」という理由で辞める畜産農家が 多いのが現状です。しかし、これから畜産の近代化や病気に対する対策にしっかり取り組むことで、旧来の“3K”のイメージも払拭され、 お客様の利益率向上に寄与できると考えております。それによって飼養戸数の減少にも歯止めをかけることができると信じています。

輸入食材は安くて消費しやすいのですが、世相の変化により輸入できなくなったら日本国内の消費者に食材を供給できなくなります。 私は今の仕事を通して、日本人が食べるものを国内でしっかり生産できるようになるための支援をしていきたい。後の世代も日本の 食材を食べられるように、私ができることを確実に積み上げていきたいと思います。